2016年1月31日日曜日

ロードバイク 2016 MERIDA REACTO TEAM-E(その2) 400/TEAM-E 簡易比較レビュー

REACTO TEAM-E(その1)の続き

REACTO 400 & TEAM-E
2015 リアクト400&2016 リアクトTEAM-E

ちなみにリアクトTEAM-Eをフレームセットで購入すると、シマノ用BBアダプターは付いていますが完成車についているボトルケージは付いていません。こちらのページが付属物について詳しく書かれています。

購入ショップから自宅までの距離は300m程度(上り坂)なんですが、靴も普通のランニングシューズだったので乗れないなあなんて思いつつ、ちょっとだけ乗ってみました。そして軽いダンシング。これが驚きのフィーリングで、踏み込んだときの路面に食い付くタイヤの音、調子良いときの400ダンシング時も鳴るんだけどいきなりこれ?!これがカーボンか!と思わせる感覚。

ということでこのページを見る方の一番の興味は、やはりアルミのREACTO400とカーボンのREACTO TEAM-Eの違いだと思う。ただ、コンポもホイールも仕様が全然違うのであんまり参考にならないかも知れませんが置いておきます。

REACTO 400はブレーキ105、ホイールがRacing3、あとはノーマル
REACTO TEAM-EのコンポはUltegraDi2、ホイールがDura-Ace WH9000 C50 CL

という仕様で、まだ500km弱しか走っていないのでそれほど精度の高いインプレではありません。


平坦走行・・・あまり変わらない。

400とTEAM、それほど大きな差は感じないが軽くなっている分、負荷が軽くなっているだろうから体への疲労蓄積はTEAMの方が低いはず。(体感出来るほどの長距離をまだ乗っていないので不明。巡航が長くなればより楽なのかも知れず、トライアスロンで使うときにはそこに期待。)

TEAM-Eに変えたから最高速は上がる?加速は良くなる?については、400でそれなりに走れていれば大きな変化は感じない。平地の速さを求めてリアクトに乗るなら結局脚力次第なので、400リアクトに乗っているならCF3シリーズのリアクト(4000,5000,DA)を買っても同じことです。登らないならカーボンでもアルミでもそんなに変わらない。

ただ、荒川CRを河口に向かって走るとそれなりの速度を維持できている距離が長いため、平坦走行性能は大幅アップが無いまでも、維持するための体力を消耗しないで済む、と言った性能は見えてきた。無風になるとガンガン進むフィーリングは400に比べて非常に良く感じる。

REACTO TEAM-E
リアクト TEAM-Eの平坦インプレ



坂道走行・・・大きく違う

登れるエアロロードとはこういうことか!とすぐに実感出来る。400だと10~20%弱の勾配をインナーローでひーこら何とか蛇行しないで登っていたところを、TEAMなら18%程度の勾配でもあわよくばギア一枚残して登れそうな感覚。400とTEAMの大きな違いは坂道だと思う。

REACTO TEAM-E 坂道レビュー
ばあちゃんが入居してる特養老人ホーム。
入口には短いながら、20%のつづら折り坂がある。
リアクトTEAM-E 坂道インプレ
(まだポジション出てない)


ダンシング・・・大きく違う

400のアルミリアクトのダンシングを今思い返すと、「振る」という操作を意識的に入力しないとグダグダなダンシングになってしまうが、TEAMはあまり意識しないでダンシングの入力をしてもスムーズに返ってくる。よく雑誌等のインプレで「反応が良い」って書いていることがあるけどこういうことか、と理解できると思う。


と言うことで、アルミリアクトとカーボンリアクト両方を乗っている者の初期インプレでした。
はっきり言ってしまうと、リアクトに関してはヒルクラやるつもりが無いならアルミでいいんじゃない?とさえ思う。(ヒルクラをしないならカーボンの恩恵はほぼ得られないという印象)


あとカーボンとアルミの大きな違い、それは拭き掃除のしやすさ。特にTEAM-Eは白い部分の汚れが目立つし、カーボン特有のざらざら感があるので汚れ落としが大変。アルミみたいにプレクサスでさっと拭いて終了!とはいかないので、掃除のしやすさは400に大きく軍配!

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